幸せになりたいですか?
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、私はそうは思いません。
なぜなら私は
幸せ
ですから。
幸せでない人しか幸せに『成る』ことはできません。
だから私は『幸せになりたい』とは思っていないのです。
幸せでないのだから幸せになりたい、ですか?
なら幸せになりましょう。
・・・簡単にはなれないですか?
なぜ簡単に幸せになれないのか。
恐らく、幸せになるために条件をつけているから、ではないでしょうか?
あれを手に入れたら幸せ
何かに合格したら幸せ
何かを食べたら幸せ
そして、それが終わったら幸せではなくなるのです。
すると次の幸せを求めてチャレンジをしていきます。
そうした欲求は自分自身を高めていくこともできますし、悪いことではありません。
しかしそうした条件を幸せに付けると達成した時だけしか幸せを感じることができなくなります。
もし、あなたがずっと幸せでいたいと考えているのであれば別な考え方を選ぶべきでしょう。
ではどう考えればいいのでしょうか?
まず明確にしておきたいのは『幸せとは何なのか?』です。
アドラー心理学では他者貢献だと結論付けています。
確かにそれも幸せの1つだと思います。
私も他者の役に立てることが何より嬉しいことです。
しかし、それだけではない気がします。
例えば読書は確かに作者、出版社、本屋などに貢献をしますが、貢献をするために読書をするわけではありません。
その知識を何かに役に立てることができるかもしれませんが、そのために読書をするわけでもありません。
『無意識には~』みたいな説を唱える方もいらっしゃいますが、そんなことよりもっとシンプルに
ただ読書したいからしている
のではないでしょうか。
私たちの考える幸せとは
満ち足りる
ことです。
つまり満足することです。
満足しているのに幸せじゃないことってはないですよね?
自己満足は否定的なイメージがありますが、自分が満足してないのに他人を満足させることはなかなか難しいのではないでしょうか。
自己満足は他者の満足の途中経過、というような認識で良いのではないでしょうか。
そのうち他者の満足がないと自分が満足できなくなったりもしますが。
じゃあどうすれば満足できるのか、ですが
足るを知る
ことです。
欲望は底なしです。
あれが欲しい
これが欲しい
あの人はこんなことをした
その人は容姿がいい
これが満たされ続けないと満足できないのではずっと幸せでいられることは難しいでしょう。
だから逆に現状あるものに目を向けるのです。
欲を捨てるとかそういうことではありません。
幸せであることと欲求が満たされることは別な問題です。
自分が満たされている状態であることに気付くこと、それが幸せでいられる方法ではないでしょうか。
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