権利収入って何ですか?
収入の質は大きく2つに分けることができると言われています。
労働収入と権利収入です。
労働収入は時給、日給、年棒など働いたら働いた分だけ収入がもらえる収入です。
ほとんどの方が真っ先にイメージされる収入になるかと思います。
権利収入は不動産や本などの印税などの収入です。
最近ではyoutubeなども権利収入に入ります。
権利収入は不労所得などとも呼ばれ、あたかも働かなくても収入が得られるような印象を持たれる方もいるようです。
正確には『自分』が働き続けなくても収入が得られる収入です。
自分が働かなくても収入が入り続ける理由は何か?
答えは簡単です。
自分以外の誰か、何かが働き続けてくれるからです。
それは従業員かもしれませんし、コンピューター、インターネットなどかもしれません。
そうした何かが働き続けてくれるシステムによって収入を得るのが権利収入です。
この収入の質の違いをよく川から水を運ぶことに例えられます。
労働収入は川からバケツで水を運ぶイメージ
権利収入は川から水路を引くイメージ
バケツで水を多く運ぶためにはバケツを大きくしたり、往復する回数を増やしたりします。
現実で言えばスキルを磨いて基本給を上げ、働く時間を増やすこと、でしょうか?
水路は水路を太くしたり、別な水路を新たに引くことで水の量を増やせます。
水路のメリットとしては水路を引いてしまえばあとはある程度勝手に水が流れてくることです。
バケツだとどんなに水を運んでもケガをしたり、旅行に行ったりで休んでいる間は一切水が入ってきません。
水路のメリットはここでしょう。
ではバケツのメリットはと言うとシンプルであることが挙げられます。
運んだら運んだだけ水が増えます。
即効性があること。
水が今すぐ欲しい、という場合わざわざ時間をかけて水路を引くよりバケツで運んだ方が圧倒的に早いです。
では水路のデメリットは?
時間がかかること、結果が出ないことがあること、メンテナンスが必要なこと。
まず水路を引くには時間がかかります。もちろんバケツで運ぶより大変です。
どんなに頑張っても水路を引ききらないことには水は一滴も出ません。
そして、引いている最中に状況が変化することもあり、修復不可能なほどのダメージを負うこともあります。
しかし何より困るのが引き方がわからないことなのではないでしょうか?
バケツを運ぶだけなら
川行って
水くんで
運ぶ
で済みますが、水路となるとどのルートでどんな風に引くか、補強はどうするかなど様々な要因が絡んできます。
水路を引くためには専門知識が必要になってきます。
これは何も知らない人がいきなり実践できるものではありません。
権利収入というと楽して金儲け、みたいなイメージを持たれる方もいますが、決してそうではなく、価値を提供し続けるシステムを持っているから収入が入ってくるのだということを知っておいて頂ければと思います。
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