人を信じることができない方へ
私たちに相談に来られる方の中に
人を信じることができません
という方がいらっしゃいます。
そんな時はこう答えます。
なら信じなければいいじゃないですか
と。
できないことをムリにやる必要はありません。
できなければできないままで良いのです。
・・・それによって困ることがなければ。
この相談をより正確に表現するのならば
×人を信じることができない
○人を信じたいのに信じることができない
ということです。
信じたい理由があるはずです。
それはなんでしょうか?
その答えは人それぞれでしょう。
しかしその理由をはっきりと意識してください。
信じたい理由があるのに信じられない。
期待を裏切られるのが怖いからでしょうか?
過去に人を信じて痛い目にあったからでしょうか?
ひょっとして信じることをこんな風に考えてはいないでしょうか?
信じる=この人は裏切らない
でも私たちは別の価値観を提供します。
信じる=この人に裏切られたらしょうがない
です。
そこまで思える人はなかなかにいないかもしれませんね。
もし本当に裏切られた時は
しょうがない、自分の見る目がなかったんだな
と思える人。
そんな人だけを信じるのです。
・・・信じるの敷居が一気に高くなりました?
でもそう考えれば
×信じられない
○信じられる人がいない
になります。
闇雲に人を信じるのも今の世の中悪い人もいますから、注意が必要です。
あなたにとっての信じるとはなんですか?
という質問をした時に、ある方が
無償の愛
と答えられました。
私も見返りを求めない愛こそが信頼そのものなのではないかと考えています。
あなたが愛せる人だけを信じる、そのくらいの気持ちで良いのではないでしょうか?
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