教え上手は覚え下手
覚えるのが上手な人は人に教えることに向いていないと言われています。
それは元々できた人だからです。
元々できた人は
『なぜできないか』がわかりません。
『どうやったらできるようになるか』がわかりません。
なぜなら元々できたから。
できなかったものをできるようにする方法がわからないのです。
大成功を収めた方にどうして成功することができたのかを聞くとわからないと答える方がいますね。
故 松下幸之助氏が成功した理由を聞かれた時、こう答えたことがあるそうです。
学歴がなかったから
病気がちだったから
貧乏だったから
一般的には成功の妨げと考えられていることです。
本人的にはその通りなのかもしれませんが、これだけ言っても多くの人は
?????
となるだけではないでしょうか。
ちゃんとかみ砕いて説明が必要になります。
学歴がない
病気がちだった
だから他人に頼れるようになったのでしょう。
貧乏だった
だから工夫をするようになったのでしょう。
これでなんとなく見えてくるのではないでしょうか?
できないものをできるように教えるのはできないものをできるようにした人が向いています。
元々できた人はさらに高い質を求める場合など一部需要はあります。
超一流大学を目指す場合などですね。
しかし、初めからできる人はそれほど多くはありません。
多くの人に教えることが向いているのは
できなかった事ができるようになった人
ではないでしょうか?
私は仕事覚えが悪い、勉強が苦手、と思っている人、あなたは実はとても人に教えるのに向いているのかもしれませんよ。
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